日本で人気のあるメニューの一つ、お寿司。海外でも人気がありますね。お寿司屋さんでたべるのもおいしいですし、スーパーでも手軽に手に入ります。
食べ損ねたスーパーのお寿司。消費期限が切れた翌日は食べられないでしょうか?ネタにもよりますが、保存方法をきちんとすれば翌日でもおいしく食べることができます。
スーパーで買ったお寿司は翌日でも食べることはできる?
今日はお寿司にしよう!と買ってきていたけど、急用が入ってその日に食べることができなかったり、仕事帰りに明日用に買いたいと思うことありませんか?でも、そこで気になるのが消費期限です。
お寿司は生ものなので、日持ちはしません。賞味期限ではなく、消費期限になっています。賞味期限なら翌日でも冷蔵庫保存していたら大丈夫かなとも思えますが、消費期限は気が引ける思いもします。
かといって捨てるのはもったいない。きちんと保存したうえで、翌日でも食べられるお寿司は、ネタによります。
お寿司は酢飯にお刺身をのせて食べるものです。酢飯の上にのせる刺身は鮮度が大事ですし、傷みやすいものです。
冷蔵庫保存をしていたとして、まぐろやブリ、サーモン、ホタテ、ウニは2~3日、体やヒラメなどの白身魚は1~2日、イカやタコも1~2日、アジやイワシなどの青魚は、とても傷みやすいので、当日が消費期限です。
スーパーでパックに入って販売されている寿司は、いろんなネタの寿司が1種類ずつ入っていますので、その中で一番消費期限が短いものに合わせて表示されています。
パックの表示が当日だったとしても、青魚のように当日中のものや、イカ、タコなどの1~2日のものから食べて、残りを翌日にまわしたならば、翌日でも食べることができます。また、パックには消費期限の日とともに、時間も記載されています。記載されている時間も守るようにしましょう。
どうしても食べきれない場合は、冷蔵庫保存が必要です。ただでさえ普段から冷蔵庫の中は空気が乾燥しています。
お寿司を冷蔵庫で保存すると、シャリが乾燥して固くなりがちです。乾燥して固くなったシャリはボソボソしていておいしいとは言えません。ネタも同様で、冷蔵庫という乾燥した場所によって刺身の端の方が乾燥してパサパサになっていて、もったいないけれど破棄することもあります。
お寿司をできるだけ良い状態でパサパサにならず保存するには、冷蔵庫の中の乾燥した空気に打ち勝たなければなりません。
手っ取り早くおすすめなのは、キッチンペーパーとラップを使うことです。ぬらしたキッチンペーパーをお寿司のパックの蓋の上に乗せて置きます。直接お寿司に乗せるのではなく、パックの蓋の上からでOKです。
キッチンペーパーごと、ラップでくるみ空気の侵入を阻止しましょう。さらにジップロックに入れておくと、より効果UPです。食べる30分ほど前に、冷蔵庫から出して常温で戻します。冷蔵庫から出したら、ラップやキッチンペーパーは外します。
お寿司を冷蔵庫に入れないで保存できる?
結論から言えば、寿司の常温保存はおすすめしません。
もしも常温保存をする場合は、日陰の涼しい場所で夏場なら1時間ほど、冬でも5時間ほどです。
夏は気温が高いので傷みやすいのはイメージつきやすいと思います。たとえ冷房がついていたとしても、2~3時間です。
冬は、気温は低いのでもう少しもつのでは?と思ってしまいますが、暖房で室温は上がっていますので、さほど長持ちはしません。家族や親せきで集まって、お寿司をつまむという状況でも同様です。
寿司を常温保存すると、ネタである刺身の部分が傷みやすく、菌が発生して食中毒になる可能性もあります。お寿司を購入してから帰宅して、冷蔵庫へ保存するまでに時間がかかった場合は、お寿司が傷んでいないか必ず確認しましょう。
食べきれないけど、冷蔵保存をしたらシャリがパサパサになって嫌だから常温でおいておきたい場合は、冷凍保存をすることをおすすめします。
シャリとネタを分けて、それぞれを1つずつラップで包んで急速冷凍をします。凍ったらジップ付き袋にいれて冷凍します。解凍するときは、ネタは冷蔵庫で自然解凍、シャリはレンジで温めます。
シャリの熱が冷めたらネタをのせていただきましょう。明日食べようと思ったら前日の夜にネタだけまず冷蔵庫へ移し、シャリは食べる少し前にレンジで解凍するとタイミングも合います。
まとめ
お寿司は生ものなので、その日のうちに食べるようにしている人は多いのではないでしょうか。食べきれないときや、午前中にスーパーで買って夕食にしたい場合などもあります。
その場合は、冷蔵庫でシャリがパサパサにならないように湿度を保ちつつ冷蔵庫保存がおすすめです。
私は、お寿司が好きなので、余らすくらいなら全部食べちゃいます。コストコなどで大量に買った場合は、冷凍保蔵するという手もありですね。
あくまでお寿司は生ものですので、食べる前にはしっかりと傷んでいないか臭いや色などから状態の観察をして、もしも怪しいと感じたときは、迷わず破棄しましょう。
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