ノロウイルスの感染予防には手の消毒が効果的みたいだけど
どのようにしたらいいんだろう?
アルコールが効かないみたいだけどどんな風に殺菌したらいいの?
こんにちは、ゆう子です(*^^*)
ノロウイルスの感染予防には手洗いが大切とはよく言いますが、あなたは正しい手の洗い方、消毒や殺菌の方法をご存知でしょうか?
今回は正しい手洗いや消毒、殺菌の方法についてお話します。
ノロウイルスの感染予防のポイント
ノロウイルスの感染経路には
- 飛沫感染:嘔吐物などが飛び散ってその飛沫を吸い込むことにより、感染する
- 接触感染:汚物に触ることによって口の中に入り、感染する
- 空気感染:汚物が渇いてウイルスが空気中を漂い、感染する
- 経口感染:ノロウイルスに汚染された貝をそのまま口にする
の4つがあります。
ノロウイルスは少量でも感染力が非常に強いため、手について落としきれなかったウイルスが体内に入ってしまうことによってウイルスに感染することが良くあります。
この接触感染を防ぐためには手洗いが非常に有効です。
- 手が汚れたら
- 家に帰ったら
- ノロウイルスの原因となるカキなどの貝類を触ったら
- お手洗いや汚れた場所を触ったら
しっかり手を洗うことがノロウイルスの感染を防ぐことになりますので、正しい方法で手洗いを行いましょう。
ノロウイルスに効果的な手の消毒方法
ノロウイルスは普通の手洗い石鹸やアルコールでは完全に殺菌することはできません。
ノロウイルスを消毒するためには「次亜塩素酸ナトリウム」が有効ですが、次亜塩素酸ナトリウムは皮膚につくと手荒れをしてしまうことがあるため、手指の消毒には向きません。
手は消毒をするというよりも「しっかりと」「正しく」手洗いすることによって清潔に保っておくことが大切です。
手は石鹸をつけて1分ほどもみ洗いをし、流水で20秒ほどかけてしっかりと洗います。
手のしわや爪の間、手首などは洗い残しが多いところなので、念入りに洗うようにしましょう。
お子様がいらっしゃるご家庭では親御さんが手洗いを見守ってあげて、うまくできないところは手伝ってあげてくださいね。
ノロウイルスの殺菌方法
ノロウイルスが付いたと思われる場所は次亜塩素酸ナトリウムで消毒液を作り、きちんと殺菌しておきましょう。
消毒液は2リットルのペットボトルにペットボトルのふた2杯分の次亜塩素酸ナトリウムを入れ、水を加えて2リットルにすると作ることが出来ます。
ドアノブや調理器具、日用雑貨などは消毒液をたっぷり含ませたペーパータオルなどで拭き取ります。
嘔吐物などの汚物を捨てるときにはペットボトルのふた2杯分の次亜塩素酸ナトリウムを500mlの水で薄めた溶液を汚物の入ったビニール袋に入れると効果的です。
消毒液として有名なアルコールやエタノールはノロウイルスには効果がないとされていますが、他のウイルスや感染症の対策には有効でもあります。
これらは手洗いのあとに皮膚につけて殺菌することが出来ますので、併用して使うと良いでしょう。
まとめ
手洗いはウイルスや風邪対策の基本中の基本です。流行する前からこまめに手洗いをすることを習慣づけて、あらゆる病気対策に努めましょうね。
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