口角が乾燥などで割れてしまうと、笑ったり、食事をしたりするたびにぱっくり割れてしばらくつらい時期が続きます。特に今は、マスクをしていることが多いので唇の荒れがひどくなりがちです。そんな唇の割れにおすすめなのがモアリップです。
モアリップは唇の乾燥や荒れなどに効果のあるチューブタイプのリップです。薬用のリップの中ではモアリップは人気がありますが種類によって効果が違うのか確認してみました!
モアリップにはどのくらい種類があり、それぞれの効果は?
モアリップの種類は、NとWとAがあります。ですが、中身の成分は同じです。出荷元のメーカーが違うだけなので、NでもWでもAでも、モアリップが売っていれば、ネーミングを気にしなくても大丈夫です。
Nは資生堂から、AはAJD(オールジャパンドラッグ)のプライベートブランド、Wはウエルシア薬局のプライベートブランドの略です。
モアリップの一番の効果は、個人差はありますが唇の荒れへのケアです。モアリップの成分には唇の荒れ対策のものが5つも入っています。
アラントインは荒れてしまった唇の修復を促します。ビタミンEは皮膚の新陳代謝を促し、ビタミンB6とパンテノールは粘膜の健康維持に力を発揮します。グリチルレチン酸は唇の炎症を抑えてくれます。
グリセリンやワセリンも入っているので、しっかりと保湿もしてくれて、薄い唇をしっかりと保護してくれます。保湿力が高いのに、塗ったあとにべたつきがないところも魅力の一つです。
メントールも入っているので、適度な爽快感による『効いている感』もあります。もしも、メントールが苦手ならば、モアリップと同じ成分が入っているけれど、メントールは入っていない『クチピア』がおすすめです。
特に寝る前には、しっかりと塗って休みましょう。寝ているときは口を大きく動かすこともありませんので、リップの成分がしっかり浸透してくれます。
口角が荒れすぎて、ぱっくり割れていつまでも治らないときは、皮膚科で保湿剤を処方してもらえば、一番治りが早いです。ですが、連休の初日だったり、皮膚科に行くほどの時間がなかったりするのはよくあることです。そのようなときには、モアリップです。
1日数回唇を清潔にしてから塗布します。じかに唇に塗っても良いのですが、リップの状態を長持ちさせたければ、綿棒などに一度取ってから塗る方がいつまでもリップが清潔です。
そして大切なのは、リップを塗る方向です。ついつい横向きに塗る人は多いと思います。ですが、唇のシワの向きに合わせて縦向きに塗る方が効果は高いです。
皮膚のシワや溝と同じ方向に塗る方が、シワや溝にも隙間なく成分が入ってくれますよ。
冬はリップの成分が冷えて固くなることがあります。
その時にそのまま無理に塗ってしまうと、かえって皮膚を傷めてしまうことがありますので、手をきれいに洗ってから指の腹にリップを出して、温めてから塗るようにしましょう。
口角炎にモアリップを付けてみた口コミを紹介
人それぞれに、合う・合わないがありますので口コミも良い口コミと悪い口コミの両方がありました。
良い口コミには、唇の荒れが良くなった・口角炎が良くなった・しっかり潤うなどのものが多いです。
医薬品のモアリップってリップクリームが唇の荒れにすごく効きます
スポンサーリンク
冬になると皮がめくれすぎてガッサガサになる息子の唇も2日くらいで綺麗になります。
口角炎にも効くらしいですよ(口角炎はなったことないので効果のほどはわかりませんが)
— るぅ (@donguri_umaa) March 16, 2022
【モアリップ】
男女問わず一本は持ってるリップクリームですが、こちらはレスキューアイテム。唇のカサツキがひどいとき、口の端が切れちゃったとき、寝る前に塗るだけで次の日にはなおしてくれるすごいやつ!
資生堂が出してる医薬品なんだよ。
納得の効果https://t.co/fhTZxtQkeR pic.twitter.com/VOaKgEDNzf— 河井 菜摘 Natsumi KAWAI (@nano_723) February 20, 2019
良くない口コミには、唇の荒れが悪化した・効果を感じないなどがあります。唇の荒れが悪化したり、腫れたり、かぶれたりなど他の症状が出てきたときは使うことをすぐにやめて、皮膚科受診することをお勧めします。
モアリップを初めて使ってみてるけど、たぶん物はいいのにそれを上回る程の唇の荒れ具合であまり効果が感じられない。
— オガワ (@niccofx) March 16, 2021
モアリップは普段使いしても良い?
モアリップが唇の荒れにとてもよく効くなら、普段からモアリップを塗っていたら唇の荒れ知らずになるんじゃない?と思ってしまいます。ですが、モアリップは普段使いすることはお勧めしません。
モアリップは医薬品なので、普段使いするには成分が強いのです。荒れた唇を修復したり、炎症をマシにしたりする効果は唇が荒れている時にこそ力を発揮します。
唇が健康なときにまでモアリップを塗っていると、唇の皮膚はモアリップに頼りきってしまい、自分で潤うということを忘れてしまいます。そうなると、モアリップを塗り忘れたらガサガサになってしまう悪循環になってしまいます。その時にはもう、普通のリップでは対応できなくなってしまいます。
モアリップの公式ページにも、
「5~6日間使用しても症状がよくならない場合や使用して症状が悪化した場合は、すぐに使用をやめて、医師や薬剤師にご相談してください」と記載されています。
それだけ効果があるということですね。症状があるときに、数日塗って様子観察するようにしましょう。
まとめ
唇が一度荒れてしまうと気になって、ついつい舐めてしまいがちです。ですが、この舐める更衣が余計に唇を荒れさせてしまいます。
唾液で一時的に潤った気がするのですが、その水分が蒸発するときに唇の水分も一緒に奪ってしまうためです。そのため、リップでバリアして保湿する方が効果的です。
モアリップは、医薬品なので唇が荒れている時だけの使用にとどめ、普段使いするのは市販されている普通のリップを使いましょう。
コメント