子供が熱でぶるぶるしてる!
えっ!なになに?これってもしかして痙攣?
小さいお子様が熱を出すと、突然震えだすことがたまにあります。
苦しそうにしているな~と思ったらガタガタしたりするので、痙攣かと思ってすっごく焦ってしまいますよね。
私も息子も先日41度の熱が出たときに突然ブルブル震え出したことがあり、めちゃくちゃ焦りました(>_<)
このときは焦ってしまったんですが、実はよくよく調べてみるとそんなに慌てることでもなかったのが分かりましたので、少しでもあなたの「安心」につながればいいなと思っております。
今回は痙攣と震えの見分け方と対処法、病院へかかる時の目安についてご紹介します。
子供が熱で震えるのはけいれん?
こんにちは、ゆう子です(*^^*)
子供が熱を出すとプルプルと小刻みに震えたりすることがありますが、初めてその姿を目の当たりにするとすっごく焦りますよね。
でも「けいれん」とただの「震え」は似て非なるものです。その違いは見てすぐわかるものですし、たとえ痙攣だったとしても数十秒のうちに何かしなければならないというものではありませんのでひとまずは落ち着いてくださいね。
まず痙攣の場合には手足をつっぱって固まったり、ガクガクとかなり大きく震えることが多いです。
また意識がなかったり白目をむいて顔色が悪くなってしまうこともありますので、そのような状態でないかを確認しましょう。それほどでもないということでしたら単なる「震え」の可能性が高いので、ひとまず様子を見ていて大丈夫です。
でも、もし「痙攣かもしれない」と思ったら
- けいれんがどのくらいの時間続いたか
- 顔色や体の様子はどうだったか
- 意識はあったか
をメモしておいて、病院への連絡先を確認しましょう。
子供が痙攣したら病院へ電話して指示を仰ぎましょう
痙攣と思われる症状が出たら病院へ一度電話で連絡します。痙攣が起こると本当にガクガクと震えますので、すごく焦ってしまうかもしれませんが、必ずしも緊急性があるとは限りませんので、どうか落ち着いてお電話をされてくださいね。
ただし、痙攣とともに嘔吐したり、意識がなくなる、痙攣が10分以上続く、体の左右で震え方が違うなどの症状があった場合には早めに病院にかかるようにしましょう。
また、お子様が痙攣してしまったときは、大声で呼びかけたり、身体をたたいたりゆすったりしてはいけません。
身体に刺激を与えると症状が悪化してしまう可能性があります。落ち着いて様子を見てあげてくださいね。
痙攣と震えの違いとは?
「落ち着いて」とはいっても初めて子供が熱で震えているのを目の当たりにしたとき、心配しなくてもいい震えなのか心配な痙攣なのか、自分で判断できるのか?と不安になる方もいらっしゃると思います。
でも痙攣か震えなのかは前述したようにすぐに見分けることが出来ますので安心してくださいね。
また高熱が出て、震えもしくは痙攣のような症状が出たときには以下の点も確認しておきましょう。
1、月齢はどのくらいか
1歳までのお子様が痙攣した場合には緊急性が高い可能性がありますので、注意が必要です。
まずはかかりつけの病院に電話連絡をし、指示を仰ぎます。病院にかかるように勧められることが多いので、出かける準備をしておきましょう。
2、ぐったりしていないか
高熱が出ると子どもは相当体力を奪われるため、ぐったりしてしまうことがあります。
抱き上げても力が全然入っていなかったり、反対にとても機嫌が悪く泣き止まなかったりする場合は熱以外にも体の不調を感じている可能性があります。
3、水分は取れているか
高熱が出ると汗をかくため、水分不足になりがちです。
水分が全然取れずおしっこもほとんど出ていない場合は脱水症状を起こしている可能性もありますので、病院に行くことも視野に入れましょう。
4、震えがどのくらいの時間続いているか
身体が震えていても数十秒から5分以内の震えであればほとんど問題はないと言われています。
ただし5分以上震えが続く場合には痙攣をおこしている可能性がありますので、以下を参考に病院に行くかどうか判断するようにしてください。
熱で身体が震える原因
なぜ熱が出ると身体が震えることがあるのかというと、「これから熱が上がる前触れ」であることがあります。
冬に寒くなると身体がぶるっと震えて体温を上げようとするのと似たような感じですね。
熱が出ているにもかかわらず、体や手足が冷たいときには寒くて震えている可能性がありますので、毛布などで身体を温めてあげるようにしましょう。
ただ、子どもの体温は変化しやすいので毛布で温めるとすぐ熱くなってしまうこともあります。
手足が熱くなってきたら薄いタオルケットに変えてあげたりして適宜調整してあげるようにしてください。
まとめ
子供が熱で辛そうでしかもブルブル震えていたりしたらとても心配になってしまいますよね。
でもまずは落ち着いて冷静に状況を見るようにし、適切な判断ができるように心構えをしておきましょう。
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